噛み合わせ治療
Bite
人生のターニングポイントとなる歯科へ
プルチーノ歯科・矯正歯科 神宮前では、ご不安を少しでも和らぎ、
来院される皆様に快適に過ごして頂く為に、清潔感のある癒しの空間をご用意いたしました。
噛み合わせ治療(顎関節症)
当院の噛み合わせ治療の特徴
顎運動の訓練、筋肉をほぐすことにより顎への負担を軽減させます。また、寝ている間も顎に負担をかけている場合にはナイトガードというマウスピースを作成し、使っていただきます。
噛み合わせが悪いときに身体に及ぼす悪影響
歯周病
歯周病は口内の細菌が歯ぐきに感染しておこる病気ですが、噛み合わせが原因で歯に過剰な力が加わると、通常よりも歯周病の進行を早めてしまいます。
肩こり
上下の歯の噛み合わせは頭部の位置を安定させる役割があり、噛み合わせにズレが生じると頭部の位置にも歪みが生じてしまいます。そうすると頭部を支える首や肩周りの筋肉に大きな負担がかかってしまい、首のコリや肩こりを引き起こしてしまいます。
頭痛
「噛む」という動作は咬筋や側頭筋など、顔面にある様々な筋肉の動きによって支えられています。噛み合わせが悪いとこれらの筋肉は常に緊張状態を強いられ、それが結果的に頭痛などの不快症状の原因になってしまいます。
胃腸障害
噛み合わせが原因で食べ物がうまく噛み砕けないと、次に送られる胃への負担が大きくなります。これが原因で、慢性的な胃腸障害や便秘を引き起こしやすくなります。
こんな方は噛み合わせ治療が必要?
顎が痛い
顎を動かしたり、口を開けようとしたりする際に、頬やこめかみのあたりの筋肉が痛む場合、顎関節症の疑いがあります。
口が開けづらい
顎関節症の症状が進むと普段よりも口が開けづらい、または口がまったく開かないなどの症状があらわれます。
顎がカクカク音がして痛い
顎を動かしたり口を開けたりする際に、耳の穴の前方あたりから「カクン」「パキン」という音がする、あるいは痛みを感じる場合、顎関節症である可能性が高くなります。
噛み合わせ治療の流れ
お口の開き具合を診断し、必要に応じて顎運動の訓練を行います。目標値(指が3本縦に入る)をクリアできるまで練習していただきます。また、お家で使っていただくようにマウスピースの作成も行います。診断時に重度と判断した場合はMRIの設備がある病院に紹介させていただく場合があります。
噛み合わせの調整方法
補綴治療
咬み合わせが深く、顎への負担が大きい場合には、本来あるべき顎の位置を定め、プレートを用いて咬み合わせを挙上させることができます。慣れてからその高さに応じて歯に被せ物をすることにより、顎への負担を減らしていきます。
歯ぎしりについて
歯ぎしりとは?
寝ている間、あるいは起きている時も無意識に上下の歯を強くこすりあわせてしまうクセを総称して「歯ぎしり」といいます。かつては就寝中に歯をギリギリ横にこすりあわせることを「歯ぎしり」と呼んでいましたが、近年は日中無意識にする様々な動作も「歯ぎしり」に含まれるようになっています。
歯ぎしりが起こる原因
歯ぎしりについては、いまだ明確にそのメカニズムや原因が解明されていません。かつては噛み合わせの異常がその要因と考えられていましたが、研究が進むにつれその説は否定されるようになっています。近年まで明らかになっているは主にストレスが歯ぎしりの引き金になること、また飲酒や喫煙もその要因の1つと考えられています。
歯ぎしりを放置すると起こる可能性のある二次障害
歯への障害
歯ぎしりが常習的に起こると、上下の歯の噛む面がすり減って平らになります。また、歯ぎしりによる過度な力で歯にひずみが生じ、歯の根元部分(歯と歯ぐきの境目)が欠けてしまうことも少なくありません。
ほかにも、詰め物や被せ物が外れやすい、歯が割れるなどの症状を引き起こします。
歯の周りの組織への影響
歯ぎしりで歯に強い力が加わると、歯が揺さぶられる衝撃で周囲の骨が少しずつ破壊されていきます。その部位に歯周病があるケースでは、通常よりも病状が速く進んでしまいます。
顎関節への障害
歯ぎしりをすると顎の関節やその周囲の筋肉にも大きな負荷がかかります。これが原因で顎関節の痛みや開口障害(口がうまく開かない)などを主症状とする「顎関節症」を引き起こすことがあります。
歯ぎしりをしているかのセルフチェック
歯ぎしりのセルフチェック
□歯が全体的にすり減って先端が平らになっている
□歯ぐきとの境目あたりの歯がくさび状に欠けている
□冷たいものが歯にしみる
□舌の縁に歯を押し付けたようにくぼみがある
□頬の粘膜に筋状の咬み痕が残っている
□下あごの裏側に骨の出っ張り(隆起)がみられる
□治療で入れた詰め物や被せ物がすぐに外れる
歯ぎしりの主な種類
歯のこすりあわせ:グライディングの症状
上下の歯をすりあわせるタイプで、歯ぎしりの中で最も多くみられます。就寝中に起こりやすく、同室で寝ている人には「ギリギリ」ときしむような音が聞こえます。歯を横に強くこすりあわせるため、噛む面がすり減って平らになったり、詰め物や被せ物が取れたりしやすいのが特徴です。
歯の噛みしめ:クレンチングの症状
上下の歯をぐっと噛みしめるタイプの歯ぎしりです。就寝中のほかに、日中でも無意識に食いしばるクセが常習化しているケースもよくみられます。ただグライディングのような「音」は聞こえないため、自身で自覚していない方も少なくありません。歯や周囲の筋肉に大きな負荷がかかりやすく、顎のこわばりや頭痛、肩こりなどの症状をともなうことがあります。
歯を鳴らす:タッピングの症状
上下の歯をカチカチとぶつける歯ぎしりで、歯ぎしりの中ではめずらしいタイプです。他の歯ぎしりのタイプと比べると、歯や筋肉へのダメージもそれほど大きくはありません。
歯ぎしり治療について
歯ぎしりに対して行う治療
歯ぎしりの主な原因はストレスですので、まずはストレスをためないこと、もしくは適度に発散させることが重要になります。また、歯ぎしりは睡眠が浅い時に起こりやすいことから、質の良い睡眠を心がけることも大切です。
一方で、歯ぎしりのメカニズムについてはいまだ不明な点も多く、これらの取り組みをしても歯ぎしりをなくすことは困難です。したがって、歯ぎしりの治療では歯ぎしりによる二次障害を防ぐことに重点を置いていきます。
具体的には「ナイトガード」というマウスピースを装着していただき、歯や周囲の組織、顎関節へのダメージを軽減していきます。
歯ぎしり治療の流れ
まずは問診やレントゲン検査などの各種検査を行い、現在のお口の状態をチェックしていきます。大きな虫歯がある場合は先にそちらの治療を行いますが、虫歯等の問題がない場合は歯型を取り、患者様のお口にあったナイトガード(マウスピース)を作製します。費用の目安は3,000円~5,000円程度(保険適用、3割負担の場合)です。